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Dimple ☆Andy

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彼らの目指すところは...

今日は個人的な話から入ります。私は勤続ウン十年の古参OLですが、私たちの時代というのは変動の時期で、ワープロを自在に操れるようになったと思ったとたんにパソコンが登場したりと、それなりに大変ではありました。年功序列というのは、個人的にはとても日本に合ったいいやり方だったと思いますが、世の中がアメリカの成果主義みたいなものの上っ面だけまねようとした頃があって、当時「勤続年数の長い人だけが偉いわけじゃありません」と言う後輩がいて、びっくりしたことがあります。今時長く会社にいるから偉いなんて考えてる人いるでしょうか?長くこつこつ働いている人で偉い人というのは、経験を積み、その上に努力を重ねているんです。新しい時代に必死でついていきながら、後輩の面倒も見...。そういうことがなかなか理解されない時代でありました。今、その頃威勢の良かった人たちは意外にも早く結婚して会社にいませんが、なんと私の同期は結構残っているんです。お茶くみ・コピーから始まった人たちが。みんなかなり個性が強いですけどね(笑)。
なんでこんなことを書いたかというと、シナコンが終わった夜、ホテルで一人そんな思いにとらわれたからでした。
K-POPコンサートが毎日のように日本で開催され、大量の動員やらチャートの順位やらが当たり前のようにニュースになる今、大きく様変わりした日本に来て、シナはテレビの情報番組に出るわけでもなく、記者会見もやらず、ひたすら待っていたペンに会うことに集中し、旅自体を楽しんでいるように見えました。ああやっと自分たちのペースで仕事が出来るのね、と思いました。コンサートの終盤エリックの顔がアップになった時、目元のすごいクマに驚き、シナカンパニーの代表として目に見えない所で彼の背負っている負担を思うとグッときました。「僕たちは歳も取ったし背ももう伸びないですが、頑張ります」ドンワンの挨拶が胸に染みました。ありがとう。それだけでもう充分です。
ファンも歳を取りました。キャーッと甲高い声は出せないし、アリーナ立ちっぱなしはきつくて、アンコールになった途端座り込んでしまう。でも、決してコンサートがつまらなかったわけじゃない。出来がいいのに熱気の足りない初日のコンサートの後、ファンも彼らもそれぞれの立場で反省会をしていたというのが、切ないというかほほえましいというか。
14年を経て、尚6人が一緒にいること。これがどんなにすごいことか、わからない人に説明するのはとても難しい。SHINHWA-自分とメンバーとファンのためだけに生きている人たち、とでも言えばいいのか…
彼らの目指すところは..._d0099076_1524339.jpg

by dimpleandy | 2012-06-06 02:06 | エンディペン's SPIRIT

Andyは心のオアシス


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